【鬼滅の刃】登場キャラクターの苗字は実在するのか調べてみた。前編

皆さんこんにちは!

鬼滅の刃に登場するキャラクターの苗字って実在するの?って思った事ありませんか?

今回は登場人物の苗字とその由来について調べてみました!

使用したサイト:苗字由来net


・竈門(かまど)

主な登場人物
・竈門炭治郎
・竈門禰豆子



由来
熊本県菊水町などに同地名がみられる。由来は火の神を祀る聖なるところ、製塩や製陶などのかまどのこと。関連姓に竈、竈戸などがある。兵庫県にみられる。


・我妻(あがつま)

主な登場人物
・我妻善逸



由来
①仙台藩の士族。
②篠山藩の士族。
③清和天皇の子孫で源姓を賜った氏(清和源氏)頼清流。
④中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)秀郷流。
などにみられる。

近年は宮城県に多数みられる。
関連姓は吾妻氏。
語源は、倭武尊が碓氷峠で弟橘姫をしのび「吾妻よ」といわれたことに由来するとの説がある。


・嘴平(はしびら)

主な登場人物
・嘴平伊之助



実在せず


・栗花落(つゆり)

主な登場人物
・栗花落カナヲ



由来
五月七日と何らかの関係があるとも言われる。
現大阪府北部と兵庫県の一部である摂津国八部郡原野邑の名家、古代の氏族であり、物部の伴造(とものみやつこ)として軍事、刑罰を担当した物部氏族。近年、兵庫県神戸市に多数みられる。
また、次のような非常に面白い昔話がある。
昔あるところに、水無瀬殿(みなせどの)という大臣(おとど)がいた。彼は露姫という摂津国第一の美女を娶ったが、露姫は一年も経たぬうちに亡くなった。

大臣は悲しみのあまり、庭先に一宇(いちう)の堂を建て、妻の霊を祀った…。栗の花の落ちる頃なので、露姫の代りに栗花落姫と当てた。妻の遺言により堂脇に井戸を掘り、朝夕、水を汲んでは飲んだ。
水はどんな時でも涸れることはなく、飢饉が襲った時も、天候に恵まれずあちこちの井戸が涸れてもこの栗花落の井戸は涸れなかったという。評判になり、水をもらいに来る者も出た。堂宇はいつの間にか栗花落(つゆり)神社と呼ばれるようになり、霊水は雨乞いの呼び水として知られるようになったという。
そして旧暦五月七日に栗花落祭りという雨乞いの祭りを行うので、この読み方になったという。


・鱗滝(うろこだき)

主な登場人物
・鱗滝左近次



実在せず


・桑島(くわじま)

主な登場人物
・桑島慈悟郎



由来
現栃木県である下野国河内郡桑島郷が起源(ルーツ)である、中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)道兼流、清原氏(天武天皇の皇子舎人親王の子孫)。ほか秀郷流、中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)。藤原南家などにもみられる。「島」は一定の小区画を表す。


・村田(むらた)

主な登場人物
村田(冨岡義勇の同期)


(©︎吾峠呼世晴/集英社)


由来
①清和天皇の子孫で源姓を賜った氏(清和源氏)。
②宇多天皇の皇子敦実親王を祖とする源氏(宇多源氏)。
③桓武天皇の子孫で平の姓を賜った家系である平氏(桓武平氏)。
④中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)。
⑤古代氏族であり、美努(みの)王の妻県犬養(あがたのいぬかい)三千代が橘宿禰(すくね)の氏姓を与えられることに始まる橘氏、海上氏など異流も多くみられる。

河内、甲斐、肥前、常陸ほか、全国にみられる。 


・粂野(くめの)

主な登場人物
・粂野匡近(不死川実弥の先輩)


(©︎吾峠呼世晴/集英社)

由来
久米野と起源をともにする、はっきりとした出自は不明。近年、愛知県海部郡七宝町や愛媛県新居浜市に多数みられる。「野」は自然のままの広い地を表す。


・尾崎(おざき)

主な登場人物
・尾崎(那田蜘蛛山で操られていた女隊士)


(©︎吾峠呼世晴/集英社)

由来
①現岡山県西部である備中国都宇郡尾崎が起源(ルーツ)である。
②清和天皇の子孫で源姓を賜った氏(清和源氏)。
③ほか熊野本宮社家など神職家に多くみられる。

語源は山の背筋のはし、尾根の先。地名も全国に多い。 



今回はここで終了!
次回は、柱達の苗字を調べていきます。

中編へ続く

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