
(©︎吾峠呼世晴/集英社)
こんばんは。
先日別の記事で書いた竈門禰豆子の誕生花「ザクロ」についての考察を覚えていますか?
読んでいない方はコチラをどうぞ↓
おさらいをします!
法華経では、
「釈迦が、子供を喰う鬼神・『訶梨帝母』にザクロの実を与え人肉を食べないように約束させた。以後、可梨帝母は鬼子母神として子育ての神になった。」
と言い伝えがあり、禰豆子の誕生日である12月28日の誕生花が「ザクロ」であるとお話しをしまた。
今回は「鬼子母神」とは何なのか見ていきましょう!
鬼子母神(きしもじん/きしぼじん)とは?
・鬼子母神は元々鬼だった
鬼子母神は、元々インドの夜叉神で訶梨帝母(カリテイモ)と呼ばれており暴虐で近隣の幼児をとって喰らうので人々から恐れ憎まれていました。
元々は人喰い鬼だったんですね...恐ろしい...
・子を失って気付いた親の悲嘆
そこでお釈迦様は、訶梨帝母の千人の子の内、末の子を隠して子を失う親の悲嘆を味あわせ戒めました。過ちを悟った訶梨帝母はお釈迦様に帰依し、安産・子育(こやす)の神とされるようになりました。
いや、お釈迦様甘いな!!
更生出来たなら良かったけど!
・訶梨帝母から鬼子母神へ
帰依した後の訶梨帝母は、幼児の代わりに人肉の味に似ている「ザクロ」を食べたと云われていまます。また、吉祥果ともよばれるザクロの果実は種子が多く、子宝・安産・子育・子孫繁栄・豊穣に通じるとして鬼子母神の象徴とされるようになりました。
もうこれからザクロ食べれないですよね...
人肉の味に似てるって...
食べたい方はリンク貼っておきますのでどうぞ。
ちなみに吉祥果と吉祥寺は全く関係ありません。
•鬼子母神の写真
そんな鬼子母神の写真はコチラ。
右手にはザクロを持っており左手に赤ん坊を抱えています。
•鬼子母神を祀っている神社
東京都豊島区雑司ヶ谷に鬼子母神堂と呼ばれる神社があります。
安産・子育(こやす)の神様である鬼子母神をお祀りするお堂として、多くの人々に親しまれているようです。


角のない鬼という字を使うことで、仏に帰依して善神になった鬼や人助けをしてくれた鬼を表現しているんですね!
まとめ
訶梨帝母はちゃんと人の痛みに気付けたからこそ更生できたのですね。
鬼滅の刃の作中では、更生した鬼は珠世さんしかいません。
も し か し た ら
無惨が今までの行いを反省し鬼子母神化あるんでしょうかね。
まあおそらく無理ですよね(笑)
今回はここまでにしたいと思います!
それでは(^^)
コメント
コメントを投稿