皆さんこんにちは!
いきなりですが192話で縁壱が持っているこの花。

なんだか分かりますか?
実はこれニチニチソウといいます。
そんなニチニチソウの花言葉は、

となっています。
漢字で書くと、「日々草」。
「日」という漢字が入っています。
まさに継国縁壱という人物にピッタリの花といえますね。
他のキャラも花や植物と一緒に描かれている描写が幾つかありますよね。
今回はそちらについて紹介していきます!
・甘露寺蜜璃

(©︎吾峠呼世晴/集英社)
まずは恋柱の甘露寺蜜璃さん。
「梅」が描かれています。
梅の花言葉は、

となっています。
梅はもともと中国が原産で奈良時代に日本に伝わったと言われています。
平安時代以前は「花」といえば「梅」を指していたそうです。
梅は端正な姿をした花を咲かせます。
そして花からは清らかな香りが漂います。
そんな梅の“花の姿“や“香り“に由来して「気品、高潔、澄んだ心」といった花言葉が付いたわけです。
ちなみに赤の梅の花言葉は「優美」、白い梅は「気品」だそうです。
また、梅の最盛期は2月。
一年で最も寒い時期に花を咲かせます。
そんな梅が寒さの厳しい中を咲く姿に由来して「忠実、忍耐、不屈の精神」の花言葉が付きました。
作中屈指のお色気キャラである甘露寺蜜璃。
強さと女性らしさを兼ね備えた甘露寺にピッタリの花言葉ですね。

・時透無一郎

(©︎吾峠呼世晴/集英社)
みんな大好き「むいくん」こと無一郎君です。
黒死牟との戦いで惜しまれながらも死亡...
そんな彼の回想シーンではちょくちょく「イチョウ」が描かれています。
イチョウの花言葉はこちら。

イチョウは中国原産の植物で平安時代後半か室町時代に日本にやってきたと言われています。
漢字で書くと「銀杏」または「公孫樹」
漢字の「銀杏」は実の形がアンズに似て殻が銀白であることに由来し、「公孫樹」は、公(中国語で自分)が撒いて孫の代で実ができるという事が由来しています。
生長が早くて燃えにくく、大気汚染や寒さに強いことから、室町時代には園芸用に栽培されていたという記録も残っているほど、古くから親しまれてきました。
そんなイチョウですが、樹齢が1000年以上もある事から「長寿」という花言葉がつけられました。
また実であるギンナンは栄養豊富で疲労回復、血圧を下げる効果が期待できるそうです。
「荘厳」という花言葉はお寺や神社にご神木として植えられている事や、古木の荘厳な雰囲気にちなんで付けられたと言われています。
「鎮魂」についてですが中国の少数民族・土家(トゥチャ)族に伝わる民話からつけられたものであるとされています。(気になる方はこちらをご覧ください)
他にも「詩的な愛」という花言葉もあります。
本の虫除けにイチョウの葉が栞(しおり)代わりに使われる事が由来です。
脱線しましたがイチョウと無一郎との関係です。
おそらく、「鎮魂」としての意味で作中の一部シーンで描かれているのではないかと思います。
鎮魂にはこのような意味があります。

十歳にして母を病気で亡くし、嵐の日に薬草を取りに行った父は崖から転落死。
そして十一歳の時双子の兄・有一郎は鬼に襲われ死亡。
この事が原因で記憶喪失になってしまった無一郎。
無一郎から魂(記憶)が抜け出さないように鎮めるという意味でイチョウの葉が登場していたのでしょうね...

まとめ
今回はここまで!
いかがだったでしょうか。
作中には他にも色々な植物が登場しており一つ一つに意味があると思います。
それに関してもそのうち続きを書きます。
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