【鬼滅の刃】不死川兄弟と誕生花に隠された秘密【考察】

こんにちは!

前回に引き続き鬼滅の刃の登場キャラと誕生花の関係を考察していこうと思います!

と、そ の 前 に

前回炭治郎とその同期組の誕生花について考察したのですが、不死川玄弥についての考察が抜けていました...

玄弥ごめん...

玄弥ファンの皆さん申し訳ありませんでした。

玄弥といったら兄・不死川実弥とのエピソードが強く一緒に考察したいと思ったのです。

そんなわけでしっかり考察していきたいと思います!


不死川玄弥

(©︎吾峠呼世晴/集英社)

誕生日:1月7日
誕生花:ヒヤシンス

花言葉:「スポーツ」「ゲーム」「遊び」

えっ、どうゆうこと??
意味がわからないですよね。

実はこれ、ギリシャ神話のヒュアキントスの話に由来しているのです。

ヒュアキントスの話とは、

『ヒュアキントスは、端正で愛らしい美少年であり西風ゼピュロスとアポロンに愛されていた。

ある日アポロンとヒュアキントスが円盤投げをして遊んでいた時、そのあまりにも仲睦まじい様子に嫉妬したゼピュロスは突風を巻き起こしてしまう。

それによってアポロンの投げた円盤は舞い上げられてしまい運悪くヒュアキントスの額に当たり死んでしまう。 

この時ヒュアキントスが流した血から花が咲き、その花はヒヤシンスと名付けられた。』

というものです。
ヒヤシンスの名前はヒュアキントスから来ているのです。

そしてヒヤシンスには別な花言葉があります。

それは、

「悲しみを超えた愛」
「謝罪」

兄・実弥に過去の謝罪するために鬼殺隊へ入隊した玄弥。

実弥はテメェみたいな愚図 俺の弟じゃねぇよ 鬼殺隊なんてやめちまえ」と冷たく当たり、突き放していました。

「早く兄に認められ謝罪したい」と焦っていた玄弥ですが、上弦の壱・黒死牟との戦いで瀕死状態に陥った彼は遂に謝罪する事ができました。

そして実弥が冷たく突き放していたのはどこかで所帯を持って爺になるまで生きて、母親や弟や妹の分も幸せになって欲しい」という弟を想うが故のものであり、頑なに鬼殺隊を辞めさせようとしていた事が分かりましたよね。

ここから悲しみを超えた二人の兄弟愛が垣間見えました。

ヒヤシンスは漢字で書くと「風信子」

風柱の兄を信じる弟・玄弥の事です。

信じるか信じないかはアナタ次第!!


不死川実弥


(©︎吾峠呼世晴/集英社)

誕生日:11月29日
誕生花:アザレア

花言葉:「あなたに愛される幸せ」「禁酒」「節制」「愛の喜び」「愛の楽しみ」「愛されることを知った喜び」「私のためにお体をたいせつに」「もろさ」「はかなさ」


弟・玄弥に「人殺し」と暴言を吐かれた実弥は相当なショックを受けていたが、玄弥の謝罪によって「愛される喜び」を感じたのかもしれませんね。

愛する家族の死・・・
友である粂野匡近の死・・・

善良な人間が次々と命を奪われる「もろさ」「はかなさ」を感じながら戦い続ける実弥を表しています。

実弥は希血の中の希血であり、匂いを嗅ぐだけで鬼が酩酊する程です。

節制とは欲望におぼれて度を越すことがないように、適度につつしむことです。

鬼に対する忠告ですね!(笑)

そんな希血の持ち主である実弥の誕生日は11月29日。「いい肉」かけているのだと思われます。


まとめ

今回は不死川兄弟と誕生花について考察をしていきました!

相変わらず作り込まれたキャラ設定...

さすがワニ先生。

感服します...

作中では玄弥の思春期たる言動に過去の自分を照らせた読者、実弥の弟に対する不器用な愛情表現に心打たれた読者も多いのではないかと思います。

そんな人間味の溢れる不死川兄弟の魅力は計り知れませんね!

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